サレジオ学院の理科では、実験の手順や表、グラフを読み取り、条件の違いから結果を考える問題が多く見られます。知識を覚えているだけではなく、「何を変えた実験なのか」「何を同じにして比べているのか」を見抜くことが大切です。
実験問題を読んだら、最初に変えた条件へ印をつけます。薬品の量を変えたのか、濃さを変えたのか、光を当てたのか、葉や茎にワセリンを塗ったのか。同時に、変えていない条件も確認します。比べる条件が分かれば、表やグラフのどこを見るべきかがはっきりします。
たとえば、気体の発生量を表すグラフでは、曲線の高さだけを見るのではありません。反応の速さが変わったのか、最後に発生する気体の量が変わったのかを分けて考えます。粉末の量を増やした場合と、薬品の濃さを変えた場合とでは、グラフの変わり方が同じとは限りません。
植物の実験でも、試験管ごとの条件を一つずつ整理します。葉の表にワセリンを塗ったもの、裏に塗ったもの、茎に塗ったものを比べるときは、重さの減り方だけでなく、その差がどの部分から出た水によるものかを考えます。表の数字は、条件の違いと結びつけて読む必要があります。
過去問の直しでは、正解したかどうかだけでなく、「何を変えた実験だったか」「何と何を比べる問題だったか」を言えるか確認してください。サレジオ学院の理科では、実験の条件を整理してから結果を読む習慣が、得点につながります。
