空欄に条件を書き残す

サレジオ学院の算数は、前半の計算、比、数の条件、基本図形で流れを作り、そのあとに空欄補充や表の読み取りへ入ります。空欄を埋めるだけに見えて、実は条件の置き方で差がつきます。文章量そのものより、設問ごとの条件を落とさず空欄へつなげることが大切です。

最初に数字を探すより、何を入れる欄かを確かめる方が先です。表が出たら、行と列に何の意味があるかを先に見る。図が出たら、見えている形のまま進まず、長さや関係を図のそばに小さく書き直す。そうしておくと、あとで戻りやすくなります。途中で迷ったときも、図と表へ戻すと見失いにくい。

(1)で分かったことを(2)にそのまま使うのも、サレジオ学院では大事です。前半の空欄で条件を落とすと、後半の作業がぐっと重くなります。逆に、前半を丁寧に通せれば、後ろの問題も落ち着きます。見出しや対応関係を確認してから入るだけでも、答案の崩れ方が変わります。

後半は、円、角度、立体、展開・面の見方、面積処理が入ります。ここでも、見える面や対応する長さを先にそろえてから入る方が安全です。図形は、補助線を引く前に何を見ているかを決めておくと、手が止まりにくい。

時間が足りないときは、難しい空欄にこだわりすぎず、先に固めやすいところを取ることです。空欄補充は、急ぐより、何を見て何を書いたかをそろえる方が効きます。WEBワークスの反復は前半処理に向きますし、個別ワークスは答案の直し方や条件の残し方を整える場面に向きます。

サレジオ学院の算数は、最後の一手より、前半で条件を見落とさないことが大切です。