中一の夏は野尻湖で三泊

中学一年の夏休み、サレジオ学院の生徒はクラスごとに野尻湖山荘で三泊四日を過ごします。湖で泳ぎ、バーベキューをし、力を合わせてカッターボートで湖を一周する。入学して数か月後にある林間学校です。

学校の行事を数えるだけなら、三泊四日は日程の一つに見えます。しかし、この行事は全学年をまとめて連れて行く旅行ではありません。中学一年がクラスごとに山荘へ行き、湖での活動に取り組みます。四月のオリエンテーションキャンプ、七月の水泳教室に続く、中一の最初の夏です。

見ておきたいのは、校外施設を持つことより、その施設を入学直後の学年で使うことです。野尻湖山荘は眺めるための別荘ではなく、学校が『サレジオ生の原体験』と紹介する林間学校の舞台になっています。

学校の案内で強調されているのは、湖を一周する距離より『力を合わせ』て漕ぐことです。新しいクラスで過ごす最初の夏に、協力して終える活動を置いている。ここに、この行事の意味があります。

六年間の教育方針は、十二歳にはまだ遠く見えます。野尻湖の三泊四日なら、入学後の学校生活を一つの場面として捉えられる。サレジオ学院を知る入口は、卒業後の姿だけでなく、中一の夏にもあります。

サレジオ学院「行事・イベント」